2020年10月2日金曜日

新長田で神戸市バスの作品と丸五市場をぶらぶらしたよ

神戸の海岸通りをぶらぶらっと友人と歩いていると,このようなものが.
RC橋脚.

伸縮装置.

1995年の阪神・淡路大震災の遺跡でした.

阪神高速,京橋出入口の近くにありました.
塔屋がかっこいい神港ビルヂング.
「散歩なう 202008号」の映画の中の散歩でも取り上げた「夜霧のブルース」のロケ地です.ちょうど正面の歩道,横断歩道あたりを貨物線の神戸臨港線が走っていました.

振り返るとこちらは神戸商工会議所ビル跡地に建つ,NTTドコモ神戸ビル.

そんなこんなな,旧居留地を通り抜け元町の喫茶店ポエムでおやつにカレーを.

しばし,腹ごしらえをしたあとは地下鉄海岸線で駒ヶ林へ.
魅力的なワッサー物件.光合成をするために建てられた建物のようです.

六間道商店街.以前は手前の部分もアーケードがありました.

本町筋(左)と六間道(右)のアーケード交差部.
震災で大きな変化を余儀なくされた商店街ですが,まだアーケードも残り営業活動が行われています.

その近くにある city gallery 2320 にお邪魔しました.
この日は「ズガ・コーサクとクリ・エイト 二人展」を見に来ました.

フォローしているinstagramの市バス画像に惹き寄せられて見に来たのですが,絵画かと思っていたらなんと3D作品でした! 車体もほぼ実物大.

スケール感はこんな感じ.ギャラリー内に町並みが出現!

丸五市場バス停.経年感まで含め,作り込まれています.
木造2F建てギャラリーに突っ込んだように融合した神戸市バス車体と停留所.バス停も含む周辺の情景込みの素晴らしい作品でした.ギャラリーと作品のアマルガムといった感じです.

車体上部は2Fにまでめり込んでいます.
窓上の樋もちゃんとついてます.

すべてのパーツが再生品でできているにもかかわらず,ディテールもよく再現されていて,すっかり虜になってしまいました.

ぶれぶれですが,これが実物の神戸市バスです.

帰りは,その丸五市場をぶらぶらと.
2007年の映画「クローズZERO」(監督:三池崇史)でもロケ地として登場しました.

複数の通路が交差する迷路のような市場が魅力的です.

あちこちの出口から差す光が迷宮感を増幅します.そこに猫様たちも待っていてくれました.

こうした路地から市場への連続的なつながりがいいですね.

現役感のある入口.

西神戸センター街のアーケード.
他にこの地域には六間道,本町筋,大正筋,新長田一番街そして丸五市場とアーケード街が縦横に広がる大きな商店街街でした.

若松公園の鉄人28号.
できたときはなんじゃ,こんなもんて思てましたけどそろそろ町になじんできたでしょうか.

2000年後くらいに,古代人の祭祀に使用した偶像として発掘されるといいですね.

山陽本線を特別急行はまかぜが下っていきます.

震災復旧後25年の新長田駅を発車する普通電車.

2020/9に散歩
ではまた.

「ズガ・コーサクとクリ・エイト 二人展」 by city gallery 2320 


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