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2013年2月24日日曜日

冬の港をぶらぶら 旧神戸生糸検査所は素敵なところ

ある晴れた冬の日,神戸三宮のメインストリート,フラワーロードをずんずん港の方へ行くと税関前交差点.

高架道路の向こうに見えてきました.
旧神戸市立生糸検査所(清水栄二,1927),輝いています! 右は神戸税関.
ここは日本一短い国道(国道174号)でも有名な区間です.


正面入口.垂直を強調した外観.

入口のすぐ上まで降りてきてるぐるぐるは,生糸だけに繭のイメージらしい.


アーチ状の入口.

手前,南側にも入口があります.


旧国立生糸検査所(置塩章,1932).

建物の裏手側.コーンが適当な倒れ方をしていますが気にしないw


上の方から,おめめが覗いてるみたいな丸窓.

旧神戸生糸検査所の東に隣接しています.この二つの建物を神戸市が買収し一体でKIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)として2012年にオープンしました.

建物の中に入ってみましょう.

階段手すりの親柱もどことなく蚕っぽいイメージ.

階段下が微妙にRを描いて有機物的.


後から付けたした手すりが少し鬱陶しいけど,しょうがないですね.


この曲線,好きだな.ちょっとセクシーかも.


階段の窓からチラ税関.

エレベーターホール.


階数の表示もわかりやすい.

2Fには検査所として機能していた頃の展示室があります.
右が建築中の神戸市立生糸検査所.

左に当時の神戸税関が建っています. 神戸市立生糸検査所, 神戸税関の手前側を左右に
神戸臨港線(2003年廃止)の線路が見えます.


建設当時の神戸市立生糸検査所.

建設当時の国立生糸検査所.やはり南側(写真左手前側)に神戸臨港線が見えます.


建物南側.向こうが神戸税関.
この空間を貨物列車が走っていたんですねえ.

検査していた頃の様子.


当時の検査作業写真や実際に検査に使った道具というか機械が展示してあります.




めっちゃメカメカしてますよ.

スクラッチタイル.


階段部分.窓の向こうは道をはさんで神戸税関.



塔屋部分.手すりのぐるぐるがいい感じ.最上階部は屋上にあがるだけだからか後付けの手摺がなくすっきり.やっぱりこの方がいいね.

天井部.


屋上からの神戸の夕日.

ではまた.
2013/1/26に散歩




より大きな地図で sanpo kobe を表示

KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)
http://kiito.jp/

おっ! 今「寄藤文平の“冬にやる”夏の一研究」てのやってますね.面白そう.
2013/2/15(金)-2013/3/3(日) 11:00-19:00 ※月曜休館
入場無料/申込不要
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/1117/

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