振り返ると旧居留地,神港ビルヂングとチャータードビルが並んだ景観.
住友倉庫,北西からです.やたら人の顔が貼りまくってあります.
ウォーターフロントで「参加型」アートイベント『Inside Out Project』が開催されるみたい.関西初上陸 by KOBE Journal
関西初上陸 世界的アーティストJRが神戸の魅力発信 by サンテレビNEWS
「「Inside Out」は,壁や建物にポートレートを貼る「Pasting」というアート手法を用いて,まちの課題・魅力をそこに住む人達と共に表現する参加型アートプロジェクト」だそうです.
倉庫街の隙間は,もう海です.
KORPAのポスターが.入口は倉庫の浜側です.
「KORPA」とは「KOBE Re:Public Art Project」を意味するらしい.
神戸リパブリックアートプロジェクト
2023/3/12まで,この住友倉庫で展示が行われています.この倉庫以外でも神戸市内各地でイベントが行われていますので,詳しくはリンク先から.
「作業中につき 外来者の立入禁止」
倉庫北東角部.昔はこの辺から貨物線が倉庫内に入っていたようです.
浜側倉庫左翼部(西側)「SUMITOMO WAREHOUSE」
この部分が当初の建築(1926).今年で築97年だ.
中央部,右翼部は戦後の増築(1962).
新旧比較すると,新しい方が表面がつるっとしている,全体の高さは同じくらいだが階高が高いことなどが見て取れる.
倉庫中央部(北方向)
「危険 頭上注意」,立ててある板には「防潮板」.倉庫内北側には昔,貨物線の線路が引き込まれていました.
「危険 頭上注意」の上.
製造年月日 1984年9月17日
オムニリフター by オムニヨシダ
社名は変わっていましたが会社は現存.「オムニリフター」とはパレット専用のローラコンベヤ式,垂直搬送機のこと.
1929 吉田車輛製作所 創業1973 「オムニリフターシステム」を開発2008 オムニヨシダ株式会社に社名改称
使い込まれた床
働く建物の顔をした壁
倉庫右翼部入口
右翼部から中央部を見たところ.作業スペースには採光があり,置いておくスペースは開口は少なめで闇の空間.
この住友倉庫は新港第2突堤の基部に位置し,同様にこの新港突堤の基部には大手財閥の倉庫がほぼ同時期に建ち並んだ.
海に向かって突き出た,新港第2突堤.今は何もない.
2021/12には,まだJ上屋があった.
住友倉庫の建物はとても素敵でした.見学できるときに是非見ておきたい建物です.
ではまた.
2023/3に散歩.