東淀川区の阪急京都線南方駅から徒歩で10分ちょっとくらいのところ.
大阪市水道局のwebによると「費用対効果などの観点からの精査を行なうため、4月1日から一時休館しています。(※当分の間)」とのことです.
http://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000157883.html
車で前を通ったことはしょっちゅうですが水道の記念館ということでそれほど興味を惹かれず,初訪問でした.
元は1914年に完成した大阪市初の浄水場のポンプ場.
大阪市 水・環境ソリューション機構
柴島(くにじま)浄水場全景
送水喞筩場とあります.
グーグル先生で調べると「喞筩」は「そくとう」と読みポンプのことだそうです. by 日本語で書いている
建物全景
素敵な赤煉瓦の建物で,記念館のパンフによると奈良国立博物館や生駒ビルディングを手がけた宗兵蔵の建築です.
その建物を再利用して1995年にオープンした施設で,淡水魚や水生植物を扱う水族館でもあります.
つけ刃のウンチクはこのくらいにして,さっそく中に入ってみると淀川水系を中心に淡水で生活する魚さんたちや水草がいっぱいです.
カマキリ
ニッコウイワナ
ビワコオオナマズ
わんどにいる大型魚を集めたパノラマトンネルもあります.
水草がゆらゆら,気持ち良さそうです.ニョロニョロっぽい.
淀川水系の淡水魚,水草の展示がメインとなっています.もちろん水道のしくみの説明もあります.
摂津名所図会をもとにした高麗橋のジオラマも!
高麗橋を渡った気分.
子供達が遊んでる横を船が行き来してます.
建物の裏手には飼育研究棟があり,そんなに広くないスペースですがぎっしり水槽がつまり魚たちが飼育されています.
そこで目があったウナギの前でふとあくびをしたらウナギも口をあけてくれたので,もしかしたらと思い目を合わせて口を大きく開けると,ウナギちゃんも返事をしてくれました!! ウナギちゃんと意気投合した瞬間です.
いやあ,初めて来たけどもっと見に来ればよかったな.思ってた以上に充実でした.
無料の施設なので費用対効果とかは数字では出せないのでしょうが水辺の自然の大切さを知る施設として価値を感じました.
是非,存続して続けて頂きたいなと思いました.復活を期待しています.
雨もすっかりあがり気持ちのよい淀川散歩をしました.
ではまた.
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